医療の日本語

国分寺国立市の地域生活支援では「医療の日本語」という時間を設けている。(財)中国残留孤児援護基金が教材として出している「医疗术语・语句集」を使い、病院に行った時に、どうやって自分の状態を伝えるか、どういう言葉が病院でよくつかわれるかなどの学習を始めた。
通院時の通訳が多くの自治体に配置されてはいるが、休みの日や急な病気の場合は頼むことはできない。病気になったときに、医者の言うことがわからない時ほど不安なことはないだろう。薬の飲み方を間違えて、大変な思いをした帰国者もいる。
まず、この教材での授業をセンターで受けた、中国で医者をしていた帰国者にこの本の使い方を教わった。その後、医者と患者の役割練習などを通して楽しみながら学んでいる。