地域生活支援事業

この4月から、国分寺市国立市の地域生活支援委託事業として活動を始めている。今日は第2回の料理「教室」。教室と銘打っているが、講師は帰国者の人たち、日本の地域の人たち。プロが教えるような料理ではなくて家庭で日常的に作って食べている料理を紹介しあう。何をつくるか、どのように運営するかもみんなで話し合い、試行錯誤しながら、行きつ戻りつやっている。
第1回目は元「中国残留孤児」のAさんちの餃子だったが、今回は日本料理だ。前回、ちらし寿司を作りたいと言っていた元「中国残留婦人」の声に応えて「材料が安くて、すばやく、簡単にできる」メニューを考えた。
<ちらし寿司>と<鶏の照り焼き>、そして<小松菜の煮浸し>。しいたけの戻し汁を捨ててしまうなど、楽しいハプニングはあったが、どれも美味しく出来上がった。
「わーっ、きれい!」「難しいけど美味しいね」「鶏肉がこんなに軟らかく焼けるなんて・・・」という感想。「子どもの頃、お母さんがこうやって混ぜて作ってくれたのを想い出した」という元「残留婦人」の感想にはしみじみ・・・。
だしをとった後のかつおのだし殻でふりかけもちゃんと作った。
次回は中国料理。中国の春のお祝いに欠かせない「春饼」をつくる予定。