講演依頼

自治体で始まっている地域生活支援の一環として、地域の理解を求めるための講演会の講師として、当会の会長、鈴木則子が依頼を受けている。対象は民生委員や地域の市民の方たち。これまでに東久留米市、多摩市へ、そして12月6日には国立市での講演を予定している。
地域に暮らしている中国残留邦人についてほとんど関心を持っていなかった。自分たちの国にこういう歴史があったのだということすら、気がつかずにいた。涙の対面以来、どうしていらっしゃるのかと思っていたけれど…というような感想が寄せられる。
新支援策では中国帰国者が地域の中で普通に暮らしていけることを目指している。私たちが異文化をどれだけ受け入れる力量があるかが試されているのだと思う。