当会が送付した要望書について葛飾区と話し合いました

当会が本年9月9日付で都下自治体に送付した要望について、葛飾区の担当部署と話し合いをした。
同区の担当部署は福祉事務所内にあるが、独立した部屋になっており、入口には中国語でその旨が表示されている(福祉事務所の1階にも中国語で部署の案内がある)。室内には、帰国者がゆっくり相談できるよう6脚ほどの椅子がおかれている。
同区は都内でも帰国者集住地区の一つ。現在81世帯が支援給付を受けているという。
当会の要望については、おおむね受けとめていただいた上で、地域支援について話し合いをもった。区からは、地域支援の最優先課題は「通訳派遣」だと提示された。これは当会の見解ともまったく一致。その後当会から、帰国者から要望が強い「居場所づくり」などを提案した。この点も今後検討いただけることになり、建設的な話し合いができた。