写真展

鶴崎燃さんが「海を渡って」で第11回三木淳賞奨励賞を受賞されたことはこの日誌でもお伝えしました。
2007年、鶴崎さんが「中国帰国者の方たちを撮りたい」と当会に来られました。若いカメラマンがこの問題を題材にされることは、少し意外でしたが、とても嬉しいことでした。
長野県や中国にも取材、撮影に行かれました。会の事業にも参加され、帰国者の方たちの話に耳を傾けられました。
この問題は何なのか…と、一つ一つ探りながら撮影を続けられ、「切り捨てられた過去と現在」という歴史の不連続性を見事に映し出しました。
その写真展を今回、早くから帰国者問題に取り組んできた歴史のある三鷹市で地域生活支援事業として開催します。まだこの問題に出会っていないという方にも、この機会にぜひ見ていただきたいと思います。
現在も確かに存在している私たちの国のこの問題の本質を、鶴崎さんのこの作品をとおして一緒に考えていければと願っています。
詳しくはコチラをご覧ください↓
http://www.kikokusha.com/images/20100308photo/20100308photo.pdf