歌とギターのコンサート

9月12日、国分寺市いずみホールで「歌とギターのコンサート」を開催。多くの方がご参加くださり、会場は美しい歌声と優しいギターの音色で包まれました。 歌は、中国で音楽を長年勉強して来た中国残留孤児2世の配偶者、劉麗。ギターはドイツに留学、帰国後、…

子どもの権利条約国連採択20周年記念イベント2009夏への参加

子どもの権利条約国連採択20周年記念イベント2009夏「子どもたちは表現する・おとな達は考える」が全労済ホール/スペース・ゼロで行われ、当会もブースを出し会報「明天」を配布しました。 子どもたちの基本的人権を国際的に保障することを定めた「子どもの…

中国琵琶コンサート

6月21日、国分寺・国立地域生活支援事業として、王暁東さん(中国琵琶)吉元ミイ子さん(ピアノ)によるコンサートを開催した。会場のいずみホール(Bホール)は、中国帰国者を含むたくさんの人たちでいっぱいになった。 王さんは、プログラム作成のために中国…

医療の日本語

国分寺・国立市の地域生活支援では「医療の日本語」という時間を設けている。(財)中国残留孤児援護基金が教材として出している「医疗术语・语句集」を使い、病院に行った時に、どうやって自分の状態を伝えるか、どういう言葉が病院でよくつかわれるかなど…

地域支援

料理「教室」の第3回目。今日は春饼(チュンピン)。中国では春のお祝いに欠かせない一品だ。小麦粉で作り焼いた皮でいろいろな具を巻いて食べる。 まず、お湯を使って小麦粉を練る。これが餃子との違い。お湯の温度は85度。練った小麦粉を少し置き、3cm…

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新宿ニコンサロン 鶴崎 燃展 [海を渡って] 6/23 (火)〜6/29 (月) 10:00〜19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休6/27 (土) 13:00〜14:00 ギャラリートーク開催 6/27 (土) 14:00〜 ポートフォリオレビュー開催 <写真展内容> 満州国の存在は歴史の教科…

写真展

鶴崎燃展[海を渡って]が6月23日から新宿ニコンサロンで開催される。 鶴崎さんは1年半ほど前に初めて当会に来られ、この問題を撮りたいのだと言われた。どういう問題意識で撮るのかなど、今となっては失礼なことも多々言ったような気がする。『国に棄てられ…

地域生活支援事業

この4月から、国分寺市・国立市の地域生活支援委託事業として活動を始めている。今日は第2回の料理「教室」。教室と銘打っているが、講師は帰国者の人たち、日本の地域の人たち。プロが教えるような料理ではなくて家庭で日常的に作って食べている料理を紹介し…

映画

映画『嗚呼 満蒙開拓団』のことは先日書いた。6月13日から岩波ホールで上映される。岩波ホールのホームページにも紹介が載っている。http://www.iwanami-hall.com/index.html。この問題は、単にこの時点だけでなく、その後も、そして今日も、「中国残留邦人…

生活相談

●国費帰国し、現在2世世帯のみ生活保護を受けている家族が今後の生活について相談に来た。 二世夫妻は、まだ日本語は十分ではないが、とにかく早く仕事をして自立をしたいという。しかし父親(残留孤児)と母親だけを残して家を出るのは心もとないし、親不孝…

映画

『花の夢 - ある中国残留婦人- 』(東志津 監督)に続いて、「満蒙開拓」を考える映画『嗚呼 満蒙開拓団』(羽田澄子監督)が上映される(6月13日から岩波ホール)。昨年10月に東京国際女性映画祭で先行上映され、2008年キネマ旬報文化映画ベストワンになっ…

生活相談

入国管理局に、帰国者の二世に付き添っていった。去年、弟家族の日本での在留許可を申請したが、まだ何の連絡もない。「中国残留孤児」である高齢の母が病床でずっと息子たちが日本に来ることを待っている。 順番が来て尋ねてみると、去年の11月に申請したも…

生活相談

帰国者3世の学習支援のために、生活相談室に一橋大学の学生のAさんが先月から来てくださっている。今年中学三年生のRちゃんは小学校低学年で来日し、中国語力もまだ十分ではないまま日本の学校に編入した。もちろん塾に行かせてもらう余裕はない。毎週水曜日…

憩いの家

三鷹市地域生活支援の一環として、3月1日に市民の映画上映実行委員会と共に「花の夢」を上映したが、その映画を見に来られた方が、今回の三鷹・憩いの家にも4人来てくださった。 お一人は少年兵として「奉天」に送られ、敗戦後シベリア抑留5年を経て帰国され…

生活相談

生活相談には日本語が読めない、理解できないために日常生活で分からないことがあり、それを聞きにやってくる人もいる。説明してもらって、何だそういうことだったのかと、安心して帰っていく。 分からないから不安になり、それが積み重なっていく。一つ一つ…

生活相談

・2世の在留資格取得許可の再申請手続 ・永住許可申請手続 ・日本語での手紙の書き方

講演会

小平市地域生活支援事業の一環としての講演会に、鈴木会長と石井理事長が招かれ、話をした。 準備も含めたやり取りの中で地域の中で何ができるのかを自治体で模索している様子がよく伝わってきた。 市民、職員が熱心に耳を傾けてくださった。帰国者にとって…

映画「花の夢」上映

3月1日、中国帰国者の会は三鷹市民による「花の夢」上映実行委員会と共催で、『花の夢―ある中国残留婦人―』の上映と監督を囲む懇談会を開催した。中国帰国者の会は三鷹市から中国帰国者に対する地域生活支援事業の委託を受けているが、今回の催しはこの地…

餃子を作って食べる会

三鷹・憩いの家の一環として、餃子を作って食べる会を開催した。 帰国者の人たちが腕を振るい、地域の人たちやボランティアも参加して楽しい時間を過ごした。

中国語学習会

2月14日(土)中国語学習会 動詞が二つの文。(複習;学習者の作文)我去北京看天安门。(私は北京に天安門を見に行きます。) 我去公园看花。(私は公園へ花を見に行きます。) 我去便利店看朋友。(私はコンビニへ友達に会いに行きます。) 我去公民馆看中…

裁判

最高裁第一小法廷は、2月12日、鈴木則子会長らがおこしていた「中国残留邦人国家賠償請求訴訟」の上告審で、上告棄却と上告は受理しないという結論を出した。だが、裁判長である宮川光治裁判官は上告を受理すべきという反対意見(少数意見)を述べている。 …

日本語学習発表会

東京セントラルライオンズクラブ主催の中国帰国者日本語学習発表会が開催された。今回が24回目となる。 当会からは6人が発表者として参加した。緊張しながらも、どの人も落ち着いて発表できたと思う。 発表会に参加することが決まってから、作文したり、…

生活相談

2世呼び寄せの手続援助:前回に引き続き 3世の中学編入についての問い合わせ:中学2年(15歳)で来日した2世配偶者の子。中学3年生に編入したいとA市教育委員会に希望したが、年齢的には高校生だから高校に行くようにと言われた。 学生ボランティアの人たち…

支援策

新支援法が施行されて約1年が経過します。この支援策は、国が責任を認めた補償ではなく、対象も限定されているなど、内容的にも十分なものとはいえません。 NPO法人中国帰国者の会では、新支援策の問題点を検討すると同時に、各自治体に、この法律ができた意…

中国語学習会

風邪でお休みが目立ったが、出席者9人。今日は“去”(行く)の用法を勉強した。 「私は四川にパンダを見に行きます」は、“我去四川看熊猫。” 宿題は“去”を使って二つの動詞と二つの目的のある文を作ってくること。皆さん、宿題忘れないようにね。

講演会

地域支援事業の一環として国立市で職員対象の研修会が行われ、鈴木則子会長と石井小夜子理事長が話をした。 3月には小平でも市民と職員対象の講演会で話すことになっている。 今後、自治体で心ある運用がなされることを願う。

生活相談

日本語学習発表会の練習。みんな緊張していつもの調子が出ない。いつもはもっと流暢に話しているのに・・・。あと一週間、その人らしさが出る発表会になるといい。 66歳の「残留孤児」配偶者、風邪が治って久しぶりにやってきた。日本語練習は「た」行まできた…

生活相談

最近帰国した「孤児」家族の一人が入院した。病院の説明が分からない。なぜ入院しなければいけないのか分からないと、家族が戸惑って相談に来た。 病院の付き添いに行ってよく感じることだが、医者は「次回は検査だから通訳は要りません。」などと平気で言う…

学習会

「残留婦人」とは誰か?―「女性問題」としての「中国残留婦人問題」―を小川津根子さんを講師に迎えて開催した。

映画

香港の著名な女性映画監督許鞍華(アン・ホイ)さんの1990年の作品『客途秋恨』をみた。アン・ホイさんのお母さんは、1945年避難中に中国人のお父さんと知り合い、結婚して中国に残留した「中国残留婦人」だ。そのお母さんと娘の関係を描いた自伝的な映画で…